4月11日は私が好きな童謡詩人の金子みすゞさんのお誕生日です。
高校生の頃何気なく書店で手に取った紫色の表紙の詩集、パラパラっとめくって読んでみると、なんだかハッとする独特の感性の持ち主だなーと思いその詩集を手に取りレジへ。そのまま親友へのプレゼントにしたのでした。
後日、この詩集を読んでいいと思ってくれて、親友が私のことと共に文集に載せてくれたと聞き、とてもうれしかったのを覚えています。
今でこそ、小学生の教科書に載るほど、有名な詩もありますが、仏法を聴聞していた彼女ならではの視点で紡がれた詩が私は特に好きです。
今日は私の好きな詩をひとつ紹介します。
たま~に、この仏教カテゴリー内で紹介していきたいと思います。
さびしいとき
私がさびしいときに、よその人は知らないの
私がさびしいときに、お友だちは笑ふの
私がさびしいときに、お母さんはやさしいの
私がさびしいときに、ほとけさまはさびしいの
読まれて、あなたはどう感じられましたか?
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